ターンテーブルの始まり
車などの向きを変えるターンテーブルを作っている、国内でのシェアの5割を占めている製作所があります。車用のターンテーブル自体は、専業メーカーも全くと言ってない業界なために、5割となると圧倒的なシェアと思ってよいでしょう。他の企業も大手重機メーカーが製作や販売を手がけています。けれど需要はもっと少なくわずかに数%のシェアと言われています。そんな大きなシェアがある製作所の社長さんに駐車場向けのターンテーブルの販売について話では、ちょっと興味深い話でした。
こんなにシェアがあるターンテーブルは「駐車場用のターンテーブルで実施されるよりも先に、ショーをした」だそうです。毎年行われている東京モーターショーがありますが、その中で本田技研より、F1で使われる車をみんなに見せるためにグルグルと回したいと要望を受けたそうです。そういう話に応えて製作に挑戦されたそうです。それが一番最初のその社長さんの会社で作られたターンテーブルだったそうです」。必要は発明の母と言われたりしますが、まさにその通りで車をみんなに見せるのが目的だったとは、おもしろい発送です。確かにどの角度からでも車の全体を眺めることが、自然にできます。要するに回転式ディスプレイの装置として役に立っていた訳です。
話をしている社長さんは新しいものをつくること、そして100%妥協せずに確かなものを作り上げることに信念をもっている人なのです。どうしてかと言うと、その社長の父親は旋盤加工などをしている町工場をしていたそうです。ボールベアリングなどを作っていて、実際にターンテーブルなどで利用ができる車輪型ベアリングが製作されていた環境でしたので、以前に東京モーターショーで依頼されるきっかけになったと理解をしているようです。
このターンテーブルの利用とされる環境を考えると、日本のような国土の狭い国内では正直必要とされないイメージがあります。いったいどんな状況でターンテーブルが生まれたんでしょうか?資料には特に残っているものがなく詳細はわかりませんが、今利用が多くされている立体駐車場は、日本のスキーリフトなどのメーカーが製作を手がけています。考えると立体駐車場とターンテーブルを組み合わせると、どんな狭い街中でも幅がないような場所でも、しっかりと車一台、止めるスペースを確保することができますから偉いものです。